「目標を決めたからギアをあげて頑張っていこう!」
気合を入れてスタートすることはとても大事ですが、最初から飛ばしてしまうと後が続かないことがあります。
まずは自分がどれくらいキャパシティがあるのか、途中でペースを考えることも大事ですね。
無理をするとカラダにあらわれる
数年前の話ですが、突然夜中に息苦しくなって目が覚めたことがありました。
左わき腹から胸に向かって激痛が走ったのです。
息をするだけでもすっごい苦しい状態。ベッドから起き上がるのがやっとです。
「正直これ・・・ちょっとヤバイかも・・・」
時間は夜中の1時前くらいでしたが、申し訳なく思いながら横で寝ていた妻を起こしました。
医療系の仕事をしていた妻もビックリして、急いで夜中に急患を対応してくれる病院へ。
とりあえず応急的に出来る処置をしてもらって、その翌日に精密検査を受けることになりました。
1日かけて検査をしましたが、カラダはいたって健康状態。
医者も全く原因が分からないということで、強力な痛み止めをもらって様子見ということで処置はおしまい。
しばらく症状は続いたのですが、一週間ほどで痛みは和らいできました。
1カ月ほどたってほとんど痛みは無くなりましたが、最終的に原因は分かっていません。
今思い返せば「いったい何だったんだろう・・・」というのが正直な感想です。
休みが無かったのが原因?
色々と考えてみたのですが、直接の原因となるようなことはありません。
そのころからトレーニングをしていましたし、健康には人一倍気を付けていたつもりです。
強いて言うなら「年明けからほぼ休みなく働いていた」ということ。
その当時は年末ギリギリまで仕事して、年明けは2日から仕事始め。
1月中の休みは15日の日曜日のみ。
朝は7時過ぎには事務所に行って、帰りはだいたい20時ごろ。
1日当たり12時間ほど働いていましたから「12時間×30日=360時間」という時間働いていたことになりますね。
平均的に考えれば「40時間×4週=160時間」ですから、普通のサラリーマンで考えれば200時間近く残業していたことになるわけです。
私の場合は個人事業主でもあり経営者でもあるわけですから、自分の働く時間は自由に決めることができます。
税理士業界は年末から3月くらいまで繁忙期なので仕事が多いのは事実。
ただ、だからといって200時間も残業しなければ仕事が終わらなかったというわけではありません。
性格的に「目の前にある仕事をためておくのがイヤ」というのがあるので、なんでも前倒ししてやってしまうというのが原因。
確定申告についても3月ではなく2月、2月ではなく1月に終わらせてしまおうという気持ちで取り組んでいます。
ですので、期限に追われていたというわけでもなく、
早く仕事を片付けちゃおう、そうすれば後がラク♪
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少し頑張って早目に仕事しよう!
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1月は詰め込んで仕事しちゃえばいっか!
という思考回路が働き、前倒しで詰め込んで仕事をやってしまったわけですね。
2月は子供の誕生日もあるので「1月は頑張る月間」とすることにしていました。
サラリーマンのように働かされているわけでもないですし、期限に追われたいたわけでもないので精神的には全く苦痛は無し。
むしろスーパーサイヤ人になるための修行期間だと思って、この負荷を楽しんでいました。
(やっぱりMっ気はかなり強いかもしれません・・・( ゚Д゚))
仕事もマラソンもペースが大事
1月に頑張ったおかげで仕事はかなりハイペースで進みました。
ただその反面、2月アタマの原因不明の激痛というオマケもついてきてしまったのです。
もちろん、この頑張り過ぎが原因かどうかは今でも分かりませんが、今になって振り返ってみると「少し頑張りすぎていたかも?」という思いはあります。
激痛に襲われてから少し生活のペースを緩めてみました。
▼ 毎朝続けていたジョギングを痛みが引くまで中止、そのあとも間隔をあける
▼ 仕事のペースを緩める(ただやっぱり働いていたけど)
▼ やらなくてもいいことはきっぱりやめてみた
個人事業主は自分で仕事のボリュームやペースを決めることができます。
頑張ることもできますし、少し肩のチカラを抜くこともできます。
自分では余裕があると思って少しペースを上げることもできますが、知らないうちにオーバーペースになっていることも良くあるコト。
マラソンでも前半の調子が良いとペースを上げ気味になってしまいますが、そうすると後半に必ずツケが回ってきます。
仕事も同じこと。オーバーペースで走り続けると後半にキツクなります。
今回はそういうことだったんでしょうね。きっと。
まとめ
実際の痛みの原因は今でもわかりません。
ただそれからは1年に1回はきちんと健康診断を受けるようにしています。
自分のカラダの状態を把握しておくことが、ビジネスにとっても最大のリスク回避ですからね。
適度に負荷をかけてペースを上げていくのは自分自身の能力を上げるためにも必要なコト。
ただ、あからさまなオーバーペースは色んなところにトラブルを引き起こすので注意していきましょう!