金峰山でトレイルラン!

今回は1日で二つの百名山を登ってしまおうという企画!
2014年9月26日(金)、山梨県にある金峰山と瑞牆山に行ってきました~。

まずは金峰山へのアタックからです!

目次

金峰山の概要

金峰山は「きんぷさん」「きんぽうさん」と呼ばれています。一般的には「きんぷさん」と呼ばれることの方が多いようですが、長野県では「きんぽうさん」と呼ぶこともあるようです。

山梨県と長野県の境にある山で、標高は2,599メートル。日本百名山の著者である深田久弥は金峰山に登頂した時、その金峰山からの四方の眺めに狂喜したと書いています。

「秩父の最高点はこれよりわずか数メートル高い北奥千丈岳に譲るにしても、その山容の秀麗高雅な点では、やはり秩父山群の王者である。一般に奥秩父の山々はこれといった特徴がなく、しかも複雑に重なり合っているので、遠くから眺めて、いちいちの山を指摘するのがむずかしい。そんな時私はまず第一に金峰山に眼をつける。この山も漠然と見ただけでは、特に他と区別するような山相を持っていないけれど、ただその頂上の五丈石(御像石)が目じるしになる。」

深田久弥「日本百名山」より

登頂ルートとしては東側にある大弛峠から登頂するルートと西側のみずがき山荘から登頂するルートの二つが考えられます。今回は瑞牆山とのセットなので西側から登ることにしました。

本日のコース

自宅からスタート地点まで

とりあえず登山口までマイカーで目指します。

いつものように午前3時に起床して15分で支度をして出発。途中のコンビニで朝ごはんをゲット。高速を使わずに一般道を走ります。

国道246号線で御殿場まで。そこから山中湖、河口湖、精進湖を経て山梨県の甲府に抜けます。甲府からは甲州街道を北上。中央自動車道の須玉ICあたりから県道23号線を塩川ダム方面へ進みます。塩川ダム公園を過ぎて細い峠道を抜けていくと「みずがき山荘」に着きます。

須玉ICからの距離は約20キロほど。結構クネクネ道を来ました。

みずがき山荘のすぐ近くに県営の登山者用無料駐車場があります。無料駐車場に着いたのが午前6時半前くらい。家から約3時間ですね。ここに車を停めてさっそく準備を開始です。

早朝の駐車場はガラガラ。まあ、平日ですからこんなもんでしょう。

半日のスケジュールなので今日は荷物は少なめ。ハイドレの水分も1リットルくらいです。

駐車場の近くにあるみずがき山荘。朝も早いので閉まっています。ここのすぐ脇から登山道があります。軽く準備運動をして早速スタート!

みずがき山荘(6:27)~富士見平小屋(6:48)~大日小屋(7:10)

みずがき山荘の標高は1,526メートル。山頂までの標高差は約1,000メートル。頑張って登っていきましょう!

登山道入り口付近のトレイルはフカフカ。勾配もきつくないので気持ちよく走れます♪

まだ早朝なので少し暗い。ハイカーも全くいないので一人旅です。

20分ちょっとで富士見平小屋という山荘に到着しました。

このあたりの登山道でほぼ唯一といって良いくらいの有人の山荘です。ここで本日初めてのハイカーと遭遇。あんまりこのコースは人気が無いのでしょうか?

山荘を過ぎたあたりから急に登山道がガレガレになってきました。

浮石も多くてとても進みにくい。昨日、台風の影響で結構な雨が降ったこともあり、かなりスリッピーです。怪我したら元も子もないので、無理に走らないで進むことにしました。

鷹見岩の分岐を過ぎると・・・

少し走れそうな区間に出ましたが、今度はトレイルが水たまりでグチャグチャ。なかなかうまくいかないもんですな。

スタートから1時間弱で大日小屋に到着しました。ここの小屋は無人です。

特に用もないので先を急ぎます。

大日小屋(7:10)~大日岩(7:27)~砂払の頭(7:55)~金峰山山頂(8:25)

大日小屋の先からは登山道が更にガレガレになってきます。

標高が高くなるにつれて木々の紅葉が進んでいきます。ちょっと紅葉狩りには早いと思っていたのですが、嬉しい誤算です。

大日小屋にある登山ポストと道標。ここに計画書入れていく人はいるのかな?

大日小屋からちょっと進むと大きな岩が出てきました。大日岩です。

このあたりから岩場が増えてきて、キツイところには鎖場もあります。もうトレランではありません(-_-;)。登山です。・・・それはそれで楽しいので良いのですけどね(*^^)v

木の根っこや岩のオンパレード。勾配もきつくなってきました。

いよいよクライマックスですね♪

砂払いノ頭に到着。今までほとんど眺望が無かったのですが、一気に視界が開けました!

南アルプスも雲一つなくきれいに見えます♪

しばらく先に進むとようやく金峰山の頂上が見えてきました。

写真中央左寄りのポコッと出っ張っているのが山頂付近の五丈石です。後は稜線沿いの岩場を登っていきます。

だんだん山頂が近づいてきました。尾根の草木も色づいていてキレイです♪

あとはこの稜線沿いの岩場を乗り越えていけば山頂はもう目の前!

そして山頂に到着!山頂脇の五丈石の下には鳥居もありました。金峰山は古くから修験の場として修行に使われていたそうです。

確かに山頂付近のこの石積みがどのように出来上がったのかは自然の神秘ですね~。山頂付近には若い子たちのグループとおじさんが一人。みなさん大弛峠のほうから登ってきたそうです。山頂の岩場に登って記念撮影。

こちらは山頂から見た東側(東京方面)の風景。

眼下に広が雲海がきれいです。

やっぱり雲海を見るには朝早く登らないとダメですね。

そして南方向を見ると雲海に浮かぶ富士山が!やっぱり富士山は存在感がピカイチです。ホントに素晴らしい!

西側には南アルプス連峰の山々。この風景を見るだけで疲れが吹き飛びます。

金峰山山頂でハイカーの人に写真を撮ってもらいました。長袖で来たのですが、ちょっと暑いくらいでした。

山頂にある案内板です。今日はここに書いてある山が全部見えましたよ♪

そしてこの後登る予定の瑞牆山が眼下に見えます。写真中央の岩がゴツゴツしたところ。山頂付近で若い子たちとちょっとだけおしゃべりした後、下山することにしました。

金峰山山頂(8:45)~大日小屋(9:40)~富士見平小屋(10:05)

帰りはピストンなので同じ道を戻ります。

岩場のところは登り以上に神経を使います・・・(-_-;)ガレガレの岩場は怖いです。

ちょっとお腹がすいたので、大日小屋の近くのベンチでコンビニおにぎりをひとつパクパク。小休止して元気も出たので頑張って進みます!

下山途中では何組かのハイカーとすれ違い。ちょっと他の山よりもスタートが遅いのかもしれません。

山頂から 約1時間半弱で富士見平小屋に戻ってきました。

まとめ

やっぱり標高が1,000メートル近く違うと気温も違います。ちょっと暑いです。

山荘は荷揚げのために閉まっていました。どっちにしても寄らないですけどね。

さて、今度は瑞牆山にアタックです!

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この記事を書いた人

中小企業や個人事業者の仕事効率化をサポートをすることが大好きな税理士!
「都会ではないけどそこまで田舎でもないよ」という地方都市の中小企業が、都会ビジネスに負けないように知恵を振りしぼっています。
どうやったら分かりやすく会計や税金のことを伝えられるようになるか?
難しいことはカンタンに、固いモノは柔らかく。
自分の知識や経験を活かして多くの方のサポートができるようになれればいいなと思います。

午前3時起きの超・朝型人間。
山や川など自然の中を走り回るトレイルランニングが大好き。
トレイルランで日本百名山を制覇することが目標です!

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