会計ソフトはなにがオススメですか?
そのような質問をされたとしたら、まず最初に提案するのはマネーフォワードクラウドです。
数年前にクラウド会計ソフトが登場した時は正直使い物にならないレベルだったのですが、ここ最近の進化はすさまじいものがあります。
私がマネーフォワードをイチオシしている理由をご紹介したいと思います!
- マネーフォワードを入れてみようと思っている方
- freeeか弥生も検討対象に入っている方
- もっと効率的に会計ソフトを使いこなしたい方
マネーフォワードをおススメする4つの理由
私がおススメするポイントは4つほどあります。
(以下、MFクラウドと表現していきます)
① 口座連携で取引データを自動的に取得
まず一番の特徴は、銀行やクレジットカードなどの明細を自動的に取得できるという点です。
これがクラウド会計の最大の特徴といえるかもしれませんが、この自動連動機能があることで普段の会計処理が劇的に効率化します。
マネーフォワードさんの受け売りじゃないの~?
って思われるかもしれませんが、現場の最前線で会計処理をサポートしている税理士が言うのだから間違いありません。
もちろん業務を効率化するためにはそれなりの手順が必要となります。
ただ最大限に効率化させようと思えば、作業ボリュームは従来の1/5くらいには圧縮できるはずです。
特にMFクラウドが優れているポイントは「対応している金融機関やサービスがダントツに多い」というトコロ。
金融機関であればほとんどの口座に対応していますし、連携サービスは3,500社以上と言う充実ぶり。
クラウド会計の中では一番連携できるサービスが多いのが特徴です。
特にセキュリティに強化された電子証明書にも対応しているので、クラウドに不安をお持ちの方でも安心できます。
② 勘定科目・部門の自動提案と自動学習
銀行口座からデータを連動しても、その内容をいちいち確認して入力していくのは効率的ではありません。
MFクラウドでは、自動で取得したデータの内容からソフトの人工知能(AI)が自動的に判断して、適当な科目に振り替えてくれます。
例えば、銀行口座の明細に「デンキリョウ」と書いてあったものが連動された場合、自動で「水道光熱費」という科目に振り分けてくれるわけです。
また、毎月同じような処理を行っていくと、ソフトの方がどんどんデータを蓄積していって
「前回このように処理したから今回もこのように処理しよう」
というようにソフトが賢くなっていくんですね。
使えば使うほど処理が効率化していくというワケです。
③ リアルタイムにデータ共有、機能も常に最新
クラウド会計では、データをPCなどの中ではなくクラウド上に置いておくというのが基本となります。
ですから、クラウド上のデータは入力すればリアルタイムに変更が反映されていきます。
例えば、社長が連動したデータについては、私たちのような顧問税理士にもすぐに同じデータが共有されるというワケです。
お互いに最新の情報を共有できれば、的確なサポートやアドバイスも行うことが出来るのです。
また、インストール型の会計ソフトと違って、ブラウザで動かすクラウド会計は「常に最新の機能がアップグレードされる」というのもポイントです。
クラウド会計ソフトはまだまだ発展途上ですが、それだけユーザーの声が反映されやすいのですよ。
今は少し使い勝手に不満に思うようなことがあっても、それらを解決するサービスもどんどん登場しています。
数あるクラウド会計ソフトの中でも、MFクラウドのアップグレードのスピードはピカイチですね。
④ サービス間のデータ連携でさらに効率化
さらにMFクラウドでは、オプションで様々なソフトが用意されています。
- 給料計算を簡単に行いたいという方には「MFクラウド給与」
- 請求事務を簡単にしたいという方には「MFクラウド請求書」
- 従業員の経費精算を簡単に行いたいという方には「MFクラウド経費」
- 従業員のマイナンバーを管理したいという方には「MFクラウドマイナンバー」
- スタッフの勤怠管理を行いたいという方には「MFクラウド勤怠」
- 請求書の支払いを管理したい場合には「MFクラウド債務支払」
このように同じサービスの中で様々なオプションソフトが用意されています。
すべてのソフトウェアが一つのパッケージになっていますので、まく活用すれば事務手間を大幅に削減できるので導入を検討してみる価値は大いにあると思います。
まとめ
このようにクラウド会計をうまく活用すれば、事務コストの削減や効率化などのメリットも大きいのです。
とくに中小企業や個人事業においては、こういった裏方の作業(バックオフィス)に時間をとっても利益を生み出すわけではありません。
出来るだけ効率化できるものは効率化して、本業に集中することが利益を生み出すための秘訣ですよ!